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2020年03月18日 [FAQ]

クリーニング店によって仕上がりが異なる理由は?

主人が転勤族ということで、これまでいろいろなクリーニング店を利用してきましたが、確実に仕上がりがとても良い場合と、そうでないお店があることは今までの経験で確信していて、一概には言えませんが、料金が異常に安いお店は細かい汚れを落としてもらえなくて、中には本当にクリーニングしたの?と疑いたくなるようなお店もありました。
私も畑は違いますが、技術系の仕事をしてきた経験があるので、クリーニングする職人さんによって腕に違いがあるのは分かるのですが、極端に仕上がりに違いが出るのはなぜなのでしょうか?


回答

検品作業に力を入れているかどうかが大きなポイントです。


クリーニング店が行う作業の工程には、「洗い」「乾燥」「仕上げ」があって、しつこい汚れやシミを取り去るには、洗いの工程がとても重要になります。
当然経験豊富で腕の良い職人さんがいれば、仕上がりも良くなるわけですが、一人ですべての作業を行うのではなく、お店に持ち込まれた大量の衣類を複数人で分担してクリーニングする場合は、検品作業がとても重要なポイントになります。
洗い担当のスタッフに、どれだけ腕の良い職人がいても、検品で汚れを見落としてしまったり、汚れがどこにあるかがしっかり伝えることができないと、せっかくの技術も使用できないことになってしまいます。
個人経営のクリーニング店であればこのような問題は起きませんが、フランチャイズ店などでは、受付けしている人が実際にクリーニングには携わらないケースが大半で、クリーニングは大きな工場で作業を大人数で分担して行っている場合がほとんどです。
検品作業というのはクリーニングの仕上がりを左右するとても重要な仕事で、それを行う担当者には、たくさんある衣類の種類や汚れの原因などを見分けられる確かな知識と経験がなければいけません。
検品には、汚れがついている場所やシミの原因を見つけるだけではなく、糸のほつれやチャックの不具合や、毛玉の有無や、汗などの臭いがないかなど、たくさんのチェックポイントがあります。
料金重視のお店の場合は、時間をかけてじっくり検品することもできませんし、そもそも目利きのスタッフがいなければ、すべてのお客さんを満足させられるクリーニングはできません。
仕上がりを期待するなら、検品に力を入れているクリーニング店を選びましょう。

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