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2019年10月23日 [FAQ]

ワイシャツとドレスシャツのクリーニング代が違う理由は?

クリーニング店によって値段が異なるのは、それぞれの利益の取り方も違うだろうし、こだわりの洗濯方法などもあると予想がつくので、それほど気になりませんが、先日いつも仕事で着るワイシャツをクリーニングに出しているお店に、普段着として利用しているシャツをキレイにしてもらおうと持っていくと、ワイシャツよりもかなり高額な料金を請求されてしまいました。
理由を聞くと、「これはワイシャツではなくドレスシャツになります。」と言われて、その場では納得したふりをして、黙って請求されたお金を払って帰ってきました。
しかし、明らかに形状はワイシャツと同じだし、シルクなどの特別の素材ではなかったので、多少の値段の違いであれば仕方ないですが、かなりの差額があったので、やはり納得できなくて質問させていただきます。
確かに、私がワイシャツを出しているお店は、他の洋服と比べてワイシャツの値段が極端に安いので、ビジネス用のシャツの値段は特別価格であることは予想できるのですが、洗い方が一緒のシャツで、数倍の金額を請求することはおかしいと思います。
もしワイシャツとドレスシャツのクリーニング代に、これほどまでの差が出る理由があれば是非その理由を教えてください。


回答

専用の機械を利用できないのが理由です。


クリーニング店を経営していると、ワイシャツとドレスシャツのクリーニング代がどうして違うの?という質問を頻繁に受けます。
この2つのシャツの代金が極端に異なるのは、アイロンをかける専用の機械で使用できるかできないかに要因があります。
現在でも個人経営の小さなクリーニング店では、手でアイロンをかけているようですが、チェーン店など多くのクリーニング店では、専用の大きな機械にシャツを着せてアイロンがけを行っています。
それはもちろん手間を省くためで、機械を利用できないと、手がけとなりクリーニングの工程にも違いが出てしまいます。
ドレスシャツの場合は素材以外にも、ボタンや襟や袖の形状がワイシャツとは異なる場合が多く、専用の機械を利用できない分、どうしても料金が高くなってしまいます。
特にいつも利用しているクリーニング店のように、ワイシャツに特別価格を設定している場合は、どうしても極端に金額に差が出てしまい、きちんと説明をしないと、お客様には納得してもらえないケースも出てしまいます。

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